まずは基本を押さえよう

家事の負担を減らし、時間と心にゆとりを持ちたいなら作業を効率化させることが大切です。「料理」「掃除」「洗濯」の三大家事を効率化するコツを紹介します。

まずは基本を押さえよう

「効率化」がポイント

「効率化」がポイント

毎日行っている家事の多くは繰り返し行われる作業です。ルーチン化している人も多いのではないでしょうか?ですが、同じパターンであればちょっとした工夫や発想の転換で一気に作業効率をアップさせることもできますよ。
「効率化=手抜き」と捉えている人もいますが、それは間違いです。効率化とは「いかにムダを省くか」ということ。日本には「段取り」という素晴らしい言葉もあります。ムダをなくして段取りよく進めることを意識しましょう。そのためには「動線」が重要ですが、具体的にどうすれば家事を効率よく進めることができるのでしょうか?まずは料理や掃除、洗濯といったそれぞれの家事の流れを見直しましょう。道具や家具の配置を変えて効率よく動けるように家事の動線を短くするのがポイントです。

料理道具は使う場所の近くに収納

料理道具は使う場所の近くに収納

料理の家事動線を短くしたいなら、道具は使う場所の近くに収納しましょう。食器洗剤やスポンジなど水に関わるものはシンクの近くに、菜箸やお玉杓子など火に関わるものはコンロの近くに、ボウルやザルはシンクの下に、フライパンやお鍋はコンロの下にそれぞれ収納すると移動が少なくて済みますよ。でもこれは一案なので、自分のやり方に合わせて場所を変えるなど臨機応変に対応してください。
そうそう、作った料理を盛りつける食器はどこに置いていますか?ダイニングに置いている人もいますが、できればキッチンの近くに設置してください。動線が短くなるのでムダな動きもなくなりますよ。どうしても動かせない場合は料理する前に使用する食器を出しておくようにしましょう。

掃除しやすい環境を作る

掃除しやすい環境を作る

床のホコリに気づいたとき、近くに掃除用ワイパーがあれば掃除機よりも手軽にサッと掃除することができますよね。お風呂場や洗面所の汚れも布やスポンジが近くにあればすぐに掃除に取りかかることができます。このように、掃除道具を掃除する場所の近くに置いておくと掃除の動線を短くすることができますよ。

洗濯物の収納場所を干す場所のそばに

洗濯物の収納場所を干す場所のそばに

洗濯機や干す場所の位置は間取りで決まっているので変更することは難しいでしょう。ですが、たたんだものをしまう収納場所は作りつけのもでなければ移動可能なはずです。洗濯を効率よく進めるためにも干す場所と収納場所をなるべく近づけましょう。干す場所の近くにソファや移動が困難な大きな家具があれば回り道をしなければなりません。家具を移動するなどして動線を短くしましょう。

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