上手に時間を作るコツは?

仕事と家事・育児を頑張っている女性の休憩時間はわずかしかありません。常に時間に追われて身体と心が疲弊している人もいることでしょう。どうすればもっと上手に両立できるのでしょうか?

上手に時間を作るコツは?

家事・育児時間はどれくらい?

家事・育児時間はどれくらい?

仕事と家事・育児の両立を頑張っている女性を対象にした調査によると、平日の家事・育児にかける時間は平均131分(2時間11分)、休日は160分(2時間40分)となっています。休日の方が若干長いため、平日は日常的な家事をできる範囲で行い、休日は平日にできない範囲も行っていることがわかります。
他にも、外出に関する調査では「自分のための外出は月に1回あればいい方」「3ヶ月に1~2回もしくは0」という人が52%を超えていました。このデータから女性、特に働くママは自分の時間を頻繁に取ることは難しい、ということがわかります。
毎日、仕事と家事・育児に頑張っているママたちの休憩時間は子どもが寝た後か、家事・育児が終わった後なのだとか。時間にすると平日は64分(1時間4分)、休日は97分(1時間37分)しかありませんでした。
例えば、1日の就業時間を8時間としましょう。睡眠時間を6時間と仮定すると、残り時間は10時間です。そのうち家事時間が2時間半(平日と休日の間をとって)とすると残りは7時間半ですが、通勤時間や育児時間、子どもの習い事の送迎や買い物などを考慮するとあっという間に残り時間がなくなってしまいます。このスケジュールでは休憩時間が1時間くらいしかないのも納得です。

ちょっとした工夫で時間は作れる

ちょっとした工夫で時間は作れる

毎日やることに追われて忙しくしているママですが、ちょっとした工夫でもう少し余裕を持つことも可能です。
少しだけ早起きして子どもが起きる前に用事を先に済ませておくと時間に余裕が生まれるので、子どもと向き合う時間を確保できます。慣れるまでは慌ただしく感じてしまうかもしれませんが、身体がそのように反応してくれるので大丈夫ですよ。それと、両立させるためなら手抜きもオッケー!と割り切ること。例えば、疲れているなら市販のお惣菜やレトルトを活用してみましょう。味つけが濃いめなので子どもに食べさせて大丈夫か心配になるかもしれませんが、毎日のことではありませんし、食事を一から作るよりも時間がかかりません。
最近利用者が増えている家事代行サービスや自治体が行っているファミリーサポートを利用する、という方法もあります。保育園の送迎、短時間の託児など内容は自治体や業者ごとに異なりますが、とても便利なサービスなので積極的に利用してみましょう。
もし、どうしても仕事と家事・育児の両立が難しいなら働き方を見直すことをおすすめします。フルタイムではなくパート勤務にしたり、在宅勤務に切り替えたり、といったことも検討してみましょう。
自分1人で頑張ることはありません。負担を減らす方法を選びましょう。

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